「ビザイン」は「ビジネスデザイン」を略して作った造語です。ビジネスを１つの大きな枠組みとして捉える「ビジネスモデル」という言葉に対して、もっとディテールに視点をおいた、より具体的、現実的な作業として使います。
また英字の「BESIGN」は「美しき存在」という意味にも通じます。ただ「売れるモノ」よりも「美しいモノ」を、「ただ儲かるだけの経営」よりも「美しい経営」を。そんな会社でありたい、との思いを込めて社名としました。

ここだけの話ですが、社名を考えるというのは本当に難しく、字面の見栄えや音、意味と言ったネーミング上当たり前の要素を満たしつつ、且つ商標が取りやすかったり、現代ですとウェブドメインが取れるかどうかは非常に大きい要素になっています。そういう意味では「BESIGN」が「.co.jp」、「.jp」ともに取れたから、というのも理由の１つです。
ここだけの話です。

ミッションとポリシー

はじめまして。ビザイン株式会社代表の佐藤です。この会社を作って今年で早17期目になりました。

2つの商社での勤務経験と母校でのMBA取得を期に、「自分はマーケティングのプロである」と思い上がり、上で書いた通り「ビジネスをデザインする」という意気込みの元、2007年にこの会社を始めたわけですが、大きな看板で商売するのと自腹でやるのとでは当然のごとく大違いでして、ZACKやPINTDECORが軌道に乗るまでは、ハンガリーの冷凍野菜メーカーの代理店業や台湾の電子製品メーカーの日本法人など、いろいろなことをやって食いつないでいた時期もありました。
然しながら、様々な要因がありつつも、最終的にそのいずれも花開かせることができずに終息してしまった、というほろ苦い経験があります。

現時点では半分卸、半分小売のような体裁で、主にドイツ、ZACK社の日本総代理店としての商売をやっておりますが、会社経営において、一本足打法というものは、攻めるに易く、守るに難しといいますか、非常に効率的である一方、リスクに脆弱なところがあります。
故に、数年前より事業の次の柱とするべく、新しいブランドやメーカーの取り扱いをしてみたりしておりますが、基本的には右から左という商売よりも、ブランドホルダーとしてマネジメントできるスタイルの商売を思考していますので、 その究極の形といいますか、理想形として、昨年辺りからは自らメーカーとなるべく、商標を取ったり、工場を探したりと、いろいろ下準備をしているところです。

求める人材のイメージとしては、まじめでやる気さえあればなんとかなる、程度に考えているのですが、弊社では創業以来、デスクワークについては、昨今のコロナ騒動で持て囃されております、リモートワーク、テレワークを主体にやってきました。
顔が見えないからこそ、人柄が大事ですし、勤務態度が見えない分、評価はアウトプットの質と量で推し量るしかありません。
そういうリモートワークを10年近くやってきて、辿り着いたのは、やはりここにバシっとハマる人というのは早々いるものではない、というものでした。

結果的に、今のところは自身に知己、縁故のある方で、信頼のおける方の信頼する方、の中からお声がけするようなスタイルになっていまして、それが非常にうまく回っています。ですので、残念ながら今の所、一般的な公募は行っておりません。
一方で、おかげさまで事業も順調に推移していることから、善き人いませば、すぐにでも合流していただきたいという思いもあり、このままいけば、近い将来、一般公募によってでも人材を求める必要性が出てくる局面に差し掛かることも自明です。
それまでによき仕組みが思いつけば良いのですが、これは昨今、急遽リモートワークを取り入れた大手企業などが先に直面する問題であるとも思いますので、彼らの方が先に、なにか新しい仕組みを見出すのかもしれません。

と、ここまで読んで「なんだ、結局募集はしてないのかよ」とお思いになったかもしれませんが、それでも尚この会社、興味が尽きない、という奇特な方がいらっしゃいましたら、ぜひこちらよりご連絡ください。

以上、よろしくお願い申し上げます。

ビザイン株式会社
代表取締役
佐藤祐太